抑圧された感情を解放する方法 初級編「ここが入り口!」
演劇初心者や未経験者には馴染みのない言葉?「感情解放」
演劇を学ぶ中で必ず通る道、それが「感情解放」です。
人間は感情の生き物で、日々の何気ない生活の中で何気なく感情が起こるのを感じているはず。
社会性の生き物である人間は、
社会の中で上手に生きるために感情を抑圧します。
感情を解放するために必要なこと
まず、これを行ってください!
自分と向き合う時間をできるだけ毎日取ること。
感情を外に出す練習だからと言って、
誰かに自分の感情を無理して吐露する・・・そんな必要はありません。
無理して「やりたくないこと」をやると逆に自分を傷つけてしまいます。
自分の内側に耳を傾けて、
「本当はどんな気持ちなの?」
と問いかけてあげるのです。
これが感情解放と関係あるの?と思ったみなさん!
感情解放と関係あるどころか、
自分と向き合わずに感情解放はできません。
解放する=取り出すということ。
例えば、感情が目に見えるものだとします。
でもあなたは、その取り出したい「もの」が箱の中のどのあたりにあってどんな形や見た目をしていてどんな扱い方をしなければならないのか
まったくわからないのに取り出せますか?
解放したい感情が何なのか?
どんな扱い方をするものなのか?
それ(=自分の心)を知らないと解放できません。
以上!!!
これだけだとあまりにさっくりしているので、
自分と向き合う時間の取り方
もお伝えします♪
方法①
誰にも見られない(と、自分がわかっている)ノートを一冊準備し、「今の悩み」や「気になっていること」などを
できるだけ頭を使わずキーワードが浮かぶまま書いてみる。
☆箇条書きでもOK
☆社会的に良くないことであるなどのジャッジをしない
☆ペンを止めないように、只々書いていくのがオススメ(ペンを止めるとあれこれ考えてしまいがち)
方法②
普段の生活の中で、例えば誰かと会話している時などに
「演技」するのをやめてみる。
☆愛想笑いをやめてみる
※相手との関係性によっては、笑いたくなくても笑っていた方が良いこともありますので注意!!
☆言葉を発する前に、「これは本当に自分が言いたいことなのだろうか」と一瞬だけ考えて発言してみる
※勢いだけで「あなたなんかキライ!」と言ってしまって後悔しないように。「寂しくて辛い」という本音が隠れていることって多いです
両方いきなり始めるのは大変です。
忙しい現代人!
でも、
一日のなかで10分間ノートと向き合うことだけ
ならそんなにハードルは高くないのではないでしょうか。
感情解放についてはまた今後も触れていきます。
私が次の記事をご用意するまでにぜひ10分間ノートと向き合ってみてくださいね。
まずは、『自分を知る』ところから。
そこから感情解放は始まるのです。