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感情解放の正しい捉え方

※本記事はENTRY ACTが発行する演劇メルマガのバックナンバーです。

 

今日は感情解放についてお話をしていきます。

筆者は、感情解放とは発露の開発であると捉えています。

決して
感情を「無理やり」外に出していくのではなく

感情が自然と身体の外に解放されていき、
ラク~になる。

これが感情解放です。

 

感情の取り扱いをよく理解していないコーチだと
「感情解放」とは呼べないカリキュラムを根拠も無しにやらせてしまいがちですが

 

私たちの感情はとても繊細ですから

安心できない場所で
気持ちに反することを
無理やりやらされると
解放の真逆に進んでしまいます。

 

 

心には防衛本能が備わっているので
危機にさらされたら防御したくなるのは当たり前ですよね。

 

 

 

基本的な感情解放のコツは、

感情を出そう出そうとすることを
一切やめ、

私の感情をせき止めているものを取り払うこと
(心のコリをほぐすこと)

を丁寧に行えば

自然と感情が溢れてくる

そんな感覚を得ることです。

 

 

そもそも感情は「常にある」ものです。

生きている限り、感情のない時間はありません。

 

 

今このメールをお読みになっている瞬間にも
気持ちや気分があるはずですし
刻々と変化しているはずですし

日々の生活の中でも
「おっ、天気がいいな~嬉しいな」
「今日は道が混んでるな~困ったな」
などなど感情で溢れているはずです。

 

 

一日の中で感情がない時間は、ないのです。

 

 

感情は「常にある」ものなので、それを受け止めて
演技者の道具として使うわけですね。

 

(感情解放というと、演技者はどうしても感情を作ろうとしがちです。「ある」ので、作る必要はないんです。)

 

 

私は頻繁に
感情を「水」に例えてお話をします。

私たちの体の中には感情が通る管が通っています。

 

その管は毎日のストレスや不満、固定観念などが
内部にこびりついて
時々お掃除してあげないと詰まってしまいます。

 

感情解放のトレーニングは管のお掃除です。

 

管がキレイな方は素直な反応が出てきます。
(もちろん、メンテナンスをさぼると通りがわるくなりますよ~)

 

 

 

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私たちの心身は感情で満ち溢れています。

さぁ、心も身体もしっかりほぐして
解放してあげてください。

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