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演技と感情コントロール

感情コントロールについて。

 

 

演技レッスンでお話しさせていただいている内容です。
受講されている方は復習としてぜひお読みください♪

 

 

 

感情コントロールとは何か?

混沌とした気持ちの整理、状況を客観的に見る力を育て、衝動性が高まっても自分で沈静化し、適切な表現や問題解決の手段を選択できること

 

 

 

 

 

いろんな感情が入り混じった気持ちを抱えていると、
【誰に対して】
【どんな気持ちが】
【どのくらい】
あるのかを混乱しがちです。

 

 

関係ない人に当たったり
うまくいかない同じパターンを繰り返ししてしまったり
逆に閉じこもったりすることは、

問題の一時的な排除はできても
根本的な解決にはなりません。

 

 

私は今何に対してどんな気持ちがどのくらいあってこんなに心乱されているのだろう?

この自問自答が大切です。

 

 

 

 

あなたはどんな気持ちですか?

嬉しい?
ワクワクしている?
寂しい?
腹が立っている?
切ない?
怯えている?
高揚している?

 

 

 

どんな気持ちでしたか?
と演技レッスンで講師から質問をすると

「眠かった」
「おなかが空いた」
「ぼーっとしていた」
と答えてくださることがあります。

 

これは、
体の状態を表す言葉なので感情を表す言葉ではありません。

 

 

 

実は、感情を訊かれてもその問いに答えられる方はほとんどいらっしゃらないのが現状です。

 

 

ほとんどの方は
講師から
「それは状態ですね。感情はどうだったのでしょう?」
と再度お尋ねして

あっ、と気づいて感情を考えてくださいます。

 

 

 

そして、回を重ねると段々と感情で答えられるようになってきます。

 

 

感情を表す言葉、みなさんは何個知っていますか?

 

 

これを感情語と言います。

 

 

 

自分の感情に名前をつける能力を養うことは
自分と向き合うトレーニングです。

 

 

 

八つ当たりしてしまう前に
ひと呼吸おいて

私は今どう感じているのかな?

と考えてみてください。

 

 

 

演技をする時には、自分を制することがキーポイントになります。

 

演技上で一瞬我慢したり爆発させたり、コントロールするためには自分の状態をしっかりと認知することから。

 

日常生活では抑制が主で程よくガス抜きを。それにも、まずは認知が必要です。

 

 

 

 

 

 

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