なにぃ!?最近”感情を出していない”だって!?
演じる、の入り口°˖✧ENTRY ACT演劇教室代表の大江千雪(おおえちゆき)と申します。
演劇は毎回がリハーサル!だから本番(日常生活)に活かせることがたくさんある!
非日常空間である演劇が実は日常に有益な影響を与えることを
知って体験していただきたい想いで演劇ワークショップなどの演劇講座を社会人の方向けに広く開講しております。
今回は、ワークショップご来場の中でも一定数の方がご申告されるこの問題に触れていきます。
普段感情を出さないので、最近表情が乏しくなっている気がするんです。
ふむふむ。
まぁ、感情ってそもそも出すものではなくて溢れ出してくるものなので・・・云々( `ー´)ノ
いいや、
演技論は置いておきます。
デスクワークの方が高確率でお話しになるこのワードですが、
この記事をお読みの方で「自分もそうだ」と思われるようならば・・・・
もっと「人間の自分」を愛してあげてください。
人間は感情の生き物です。
毎日笑って泣いて怒って
自分と向き合って相手と向き合って
自分らしい(あるがままの)自分で経済活動をしてコミュニケーションを取って
その人らしいあり方で社会に参加して
生を全うするのが人間です。
↑って言うときれいすぎてむず痒くなる気がしますが
自己を抑制して能面のような顔で1日1日を過ごすのは人間らしくない姿です。
ちゃんと毎日を、今ここを、楽しんでますか?
嬉しかったらバンザイ!って、
悲しかったら「悲しい」って泣いて、
自分の感情に気づいて
安心できる人の前でさらけ出せてますか?
わかっています。
あなたはいい大人だから、
まさか仕事場で泣くわけにはいかないし(笑)
仕事は我慢がつきものだ。
第一、毎日仕事でくたくた。
家に帰ったら今日あった出来事なんて大して気にならなくなってるし
ご飯食べてお風呂入ってビール飲んでTV観てスマホゲームやってたら寝る時間。
朝起きたらまた仕事に行く。
週末は「自分の時間」をそれなりに満喫するけど
平日は仕事と割り切って過ごしてる。
それが大人。
平日がまるで死に時間のように感じている方は
感情の取り出し方がわからなくなっていたり
感度が落ちている可能性があります。
表情が乏しいままで年月過ごしていると表情筋が衰えていくように、
感情が動かないままで年月過ごしていると感動しなくなっていきます。
(人間、使わない機能はどんどん退化していきます)
そして、感情の特徴がもうひとつ。
吐き出さなかった感情は自分の中で腐っていきます。
感情は生ものなので、定期的にゴミ出し(デトックス)してあげないといけません。
これが感情面のメンテナンス方法です。
とは言っても社会人!
感情を爆発させてばかりいては社会生活が送れませんよね(・´з`・)
なにも職場で感情のゴミ出しをしろとは言いません。
くれぐれも・・・・・
社会不適合の烙印を押されてしまうので、
絶対にやめましょう。(‘Д’)
だから大人に演劇を目茶苦茶オススメするのです。
演劇的に言うと
あなたが生きている日常生活は舞台本番です。
幕が上がっていて、観客席にお客様がいて、観られています。
ミスが許されない本番です。
対する演劇の場は全部リハーサルです!!
リハーサルなので本番のようにミスが許されないなんてことはなく、
NGを出しても痛くない!!!!
ここで言うNGとは、
社会人としてあるべき姿から逸脱したってOK!!
つまり、感情むき出しにしてOK!!笑いたいなら思い切り笑え!泣きたいならとことん泣け!
恥ずかしい姿をさらしたってOKOK!!弱いあなたも全部受け入れるわ!!!
演技の中で誰かと喧嘩したって問題なし!!
全部が許される!!ってことです。
え?ここ最近疲れが取れない?
そりゃあ、疲れます。息、詰まりますよ。
だって何年も毎日本番なんだもの。
大人は仕事もライフイベントも本番尽くしですよね。
NG出せる場所、安心できる場所、あなたは持っていますか?
もし持っていなければ、「演劇」というひとつのツールを選択肢に加えてみてください。
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