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演技と本当の私

演劇を専門とするひとりの人間が強くお伝えしたいのは

演技の空間とは「本来の自分でいられる」空間、ということです。

 

演劇の場で演技をしようとすると多くの方が

泣こうとしたり

怒った風の表情を作って怒鳴ったり

声を作ってそれっぽく話したり

ポーズに気を取られてしまいがちですが、

それはハッキリ言って演技ではありません。

(スタニスラフスキーはこれを紋切型と呼び最も嫌いました)

正確に言うと、正しい意味での演技ではありません。

 

真実の感情がないポーズだけの演技をわざわざ観たいと思わないのです。

 

なぜならば、

演技は日常生活で私たちが当たり前にやっていることだからです。

 

社会の中で生きる私たちは

本音を爆発・思ったことをそのまま表現

しないで社会的に「よろしい」と思われるポーズを取りながら生活を送っています。

 

〇〇風は嘘っぽくておもしろくないのです。

 

 

 

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演技をしている時がいちばん演技していない

役を通して自分を表現できるから演劇がおもしろい

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・自分の感情がよくわからない

・自分を隠したい

状態から抜け出して

そのままの自分を開示するのが本当の演技なのです。

 

人目を気にせず怒ったり泣いたり喜んだりするのは

社会的には「よろしくない」とされることかもしれませんが、

 

演劇の場であればそれが「よろしい」ことになります。

日常生活では見られないようなドラマがそこにあるから演劇はおもしろいのです。

 

<演劇で本来の自分を取り戻すことができる理由>

社会的に「よろしい」自分を演じる必要がないから

 

演劇は自由な表現の空間です!

ぜひ気軽に覗いてみてください。

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