演技の場でいかに生きるか
演技の上で大切にしたいキーワードがあります。
☆もし、私だったらどうするか
これは演技メソッドにもあるように、
紋切り型の演技をしない為の演技の考え方です。
もし、
あなたが登場人物の状況だったらどうしますか?
この時に役立つのが、置き換えです。
舞台上に登場人物にとっての宝物があったとします。
あなたはそれが凄く愛おしくてたまらなくて友人にその宝物がどんなにあなたにとって大切な物かを伝えようとします。
演技者は、その脚本上の宝物を
私にとっての宝物に置き換えをします。
そうすることによって
テキスト上の行動や言葉にあなたの行動や感情が乗ってきます。
もし私が大切だと思っている宝物を
自分が絶対的に信頼してくれる友人に軽く見られたらどうするか?
まだコツがあります!
自分は宝物も友人も同じくらい大切に思っている
自分の行動は正しい
と想定すれば、
天秤にかけたり(葛藤)
どちらかを捨てなければいけないなど・・
深いコミュニケーション(演技者同士の競争)
どんな手段を使ってでも大切な友人に理解させようとして、
能動的な何かが生まれます。
今取り組んでいる役を
自分という人間に近づけていきましょう!
どのように想定すれば近づいてきてくれるかな?
演技において考える重要なポイントはそこです!
言い回しよりも
もし、私だったら~や置き換えをやってみてください!
ぐんと演技の場で生きることが身についてきます!