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演技と自己解放

レッスン生のみなさんへ

 

今、ENTRY ACTの演技クラスには壁を乗り越えようとしている方がたくさんいらっしゃいます。

 

 

何かヒントになれば、幸いです。

 

 

 

目の前の課題
をクリアすることは

自分が新しい自分に変化すること

 

 

 

と同じです。

過去の自分ではできなかったことには
必ずできない理由があります。

 

 

できない理由になる固定観念・・
知りたくない無意識の私の存在など。

 

 

自分の心と身体のみで表現をするのが演技。

 

 

いわば自己を解放していくこと、ですよね。

 

 

 

心理学では有名な
ジョハリの窓
をご存知ですか?

 

 

人には4つの自己が居ます。
開放の窓 自分も他人も知っている私
秘密の窓 自分だけが知っている私
盲点の窓 他人は知ってるけど自分は知らない私
未知の窓 自分も他人も知らない私

 

 

自己解放はふたつの側面があります。

 

ひとつは他人に自分をさらけ出すということ。

もうひとつは自分に自分をさらけ出す(自己承認)ということ、です。

 

 

自分が意図的に人に見せないようにしていることをさらけ出すことは、
みなさん慣れていくのが早いです。

 

 

時間をかけて取り組んでいくのは、自分に自分をさらけ出すこと、です。

演技中に、開放の窓をどんどん大きく開けていくイメージ。

 

 

演技に取り組んでいく中で、
今まで忘れていた記憶・感覚が蘇ることがあります。
(忘れる=意識の外に置くことで無かったことにする)

 

 

今まで忘れていただけで、
その忘れられていた私も私です。

 

 

例えば、
未知の窓→秘密の窓→開放の窓
といったように開放の窓を開けていきます。

 

 

また、
知らず知らずの内に【自分が出来るのはここまで】と制限をかけていたことに気がつくこともあります。

 

 

もしかしたら未知の窓には自分も周りも驚くほどエネルギーが眠っているかもしれません。

 

 

未知の窓は

可能性の窓です。

 

みなさん、今現在悩んでいても大丈夫です。

 

 

この可能性の窓はあなたの中に在るんだから!!

 

 

 

最後にもうひとつ。

 

ノミのお話はご存知ですか?

 

ノミのジャンプ力は凄くて、自分の身体の何倍もの高さまでジャンプすることができます。

だけれど、そのノミに透明なコップをひっくり返して被せてジャンプを制限するとどうなるか?

 

 

ノミは透明なコップの中で一生懸命ジャンプを繰り返します。

コップの底にぶつかってしまうので思い通りの高さまでジャンプできなくなってしまいます。

 

 

しばらくそのままにしておいてコップから解放します。

 

でもノミは
コップの高さまでしかジャンプしなくなってしまうそうです。

 

本当はもっと高く高くジャンプできるのに、
自分に制限をかけてしまったわけですね。

 

 

人間とノミは全然違う種類の生き物です。

 

 

ですが、
どうでしょう?

 

 

 

実はもっと高くジャンプできるのに、
できないと自分が決めてしまっていませんか?

 

 

 

 

 

 

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