表現の大敵!?である「緊張」について
表現の大敵!?である「緊張」について
お話しさせていただきます。
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緊張するのは当たり前。
細胞レベルであなたが
がんばろうとしている証拠だから。
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緊張に押しつぶされそうな時は、
「身体からのSOS」がきている時なんです!!
緊張そのものは決して悪ではありません。
一生懸命やりたいことが目の前にある時、
緊張するのは
当たり前のことです。
緊張すると、身体に反応が出てくることがあります。
・顔が赤くなる/青くなる
・声/身体が震える
・筋肉が硬直する
・汗をかく
・口が渇く
・動悸
いわゆる、「あがり」状態ですね。
「あがり」に悩む方は多いのですが、
誰にでも起こる正常反応です!
※日常生活に支障が出ている場合(不安障害)を除く。
舞台本番は誰でも「あがり」ますし、
オーディションや日々の稽古でも「あがり」状態になる人は多いはず。
「あがり」は起こって当たり前、正常反応です。
「わたし、あがりやすいから~!」と声を大にして言う人がいますが、
多少の個人差あれど誰しも「あがり」ます。
そういうものだと思っておいてくださいね!
この「あがり」をコントロールして「程よい緊張感」に持っていきたいところです。
緊張に負けてしまうのではなく、使ってしまえ!
ということですね!!
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緊張に負けそうな時、
パフォーマンスの質を上げたいなら、
「〇〇」することだけ考えよう。
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緊張コントロールにおいて、
私が必要だと断言することはこの一点だけです。
緊張する余裕すら与えないために、〇〇するのです。
演技の質を圧倒的に向上させるたったひとつのテクニックとも言えます。
それは・・・・
「集中」することです。
勉強でも仕事でも、
一心不乱に集中している時は不思議と緊張しません。
演技も同じ!
周りの目・不安・セリフがうまく言えるかどうか・段取りがうまくいくかどうか
アレコレいろんなことに気を取られて注意が散漫な状態なんです。
明日の試験がうまくいくかどうか心配して単語帳の語句が頭に入ってこない状態なんです。
心配して結果が変わるなら思い切り心配しましょう。
でもそうでないなら
アレコレ考えるのをやめましょう!
そして、
【雑念が入ってこないレベル】
まで目の前のことに集中しましょう!
そもそも、
演技中に俳優が
「観客にどう見られてるか不安だ」なんて思ってたら
その演技は嘘ですよね。
私は、演者に嘘をつかれるのが好きではありません。
所定のセリフをロボットのように話す演者やうまく見られることを考えて動いている演者さんは演っていて楽しめているのだろうか・・・。
戯曲がかわいそうです。
俳優の雑念は舞台の外に置いて、
役の「目的/行動/衝動/感情/五感」に集中して、
「生きて」いてください。
大抵あがってる時って「セリフちゃんと言えるかな」とか
考えがちじゃないですか?
そんなこと稽古場の初期でクリアーしておくことで、
今さら過ぎます。
集中の矛先は
相手役の微細な表情の変化かもしれません。
足元に落ちている小道具かもしれません。
頭上に広がる青空かもしれません。
役が「気になっている」ものに対して
俳優のあなたは集中すべきです。
【演技中、周囲のことにとにかく集中】して
緊張をコントロールする
小さな成功体験を積んでみてください。
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