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演技の経験は、誰しもが「ある」

筆者は、

演劇が珍しいもの・比較的マイノリティな趣味であるという世の中の「当たり前」を

もったいない!と感じています。

 

演劇は働く大人にとって、いや、人にとって

生きることそのもの

だからです。

 

厳密には

演技をしたことのない人間はいないと言えるかもしれません・・・。

 

 

実は演技って、わたしたちが服を着るのと同じくらい日常に密接しています。

 

 

あなたは毎日演技をしているはずです。

 

 

ぜひ、今日という一日を思い返してみてください。

 

朝起きて、会社に行って、仕事をして・・・

丁寧に思い返してみればいろいろなことがあったかと思います。

 

同じことの繰り返し・ルーチンの毎日だと思っていても

ひとつひとつ思い返してみると

出会った人

起きたハプニング

あなたが感じたこと

あなたがふと見たもの

天気

は違ったはずです。

 

今日もいろいろな人に会ったと思いますが、

人に会うたびに演技していることにお気づきでしょうか。

 

職場で上司に見せる顔

家で家族に見せる顔

気心の知れた旧友に見せる顔

取引先・お客様に見せる顔

自分ひとりでいる時の顔

 

 

全然違う顔を見せていたのではないでしょうか。

 

全然違うあなたを演じていたはずです。

でも、どのあなたもあなたです。

 

 

TVドラマや映画、舞台で俳優が演技しているのを観たことがある方は多いでしょう。

俳優が演技している姿を観ると、自分とは関係ないことだと思ってしまいがちです。

多くの方は演劇体験に対して敷居の高さを感じておられます。

 

おそらく、スターなど一部の人(一般人の自分とは住む世界が違う人)のものだというイメージや

演劇の体験ができるオープンな場所が決して多くないことが

原因です。

 

 

ですが、この文章をお読みの方はお気づきの通り

誰しもが毎日毎日演技をしながら生きているのです。

 

俳優はそれを職業にしているのです。

 

 

あなたは無意識的に「演技」していませんか?

相手との関係性やそのシーンに合わせた振る舞いを自然と行っていますよね。

 

※日常の演技と演劇体験での演技(職業俳優の仕事)の異なる点は、

日常の演技が無意識的に行われていることが多いのに対して

演劇体験での演技(職業俳優の仕事)は再現性を求められるため有意識的に行われている、という点です。

 

 

演劇体験は、

何気ない日常生活・忙殺されそうな毎日を

今一度味わい、丁寧に生きること

に繋がっています。

 

忙しさの余り省エネして無意識で生きてしまいがちなわたしたち大人が

感度を上げるキッカケとなる場所が、演劇です。

 

 

 

 


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